少しずつまとまって寝るようになってきたのに、生後4ヶ月になって突然夜泣きが始まった!という赤ちゃんは少なくありません。
ママは休む時間がなくなり、ヘトヘトになってしまいますよね。
夜泣きといっても原因はひとつではありません。
生後4ヶ月の夜泣きの原因と対策を知って、睡眠不足を解消しましょう!
目次
生後4ヶ月で夜泣きってどういう状態を指すの?
生後4ヶ月頃の赤ちゃんは、オムツや空腹でも泣くものですが、これは夜泣きとは言いません。
特定の原因がないのに夜中に急に来て泣き出し、泣き止まない。
それが何日も続く、という場合が『夜泣き』と言われています。
生後4ヶ月で夜泣きが始まった!原因は?
実は、夜泣きの原因はまだ解明されていません。
ただ、直接的な原因とはいえなくても、睡眠のリズムや発達の過程が影響していると考えられています。
では、具体的にどのような状況が影響するのでしょうか。
睡眠や生活のリズムが整っていない
この頃になると、だんだん日中に起きている時間が長くなり、夜はまとまって寝てくれるようになってきます。
ですが、赤ちゃんは自分で生活のリズムを整えることができません。
朝起こす時間や夜寝る時間がバラバラだったり、お昼寝の時間が長すぎたり、といったことでも、生活リズムが乱れてしまいます。
生活リズムが乱れると、睡眠リズムも狂って、夜泣きにつながると言われています。
不安を感じている
まとまって寝るといっても、まだ浅い眠りの時間も多く、夜中に目が覚めやすい状態です。
目が覚めた時に部屋が暗く、ママやパパも寝ていて静かだと、不安を感じて泣いてしまう赤ちゃんもいます。
起きている時に強い刺激を受けた
赤ちゃんにとっての刺激とは、初めての場所に行った、来客があった、お昼寝の時間がいつもと違った…など、ほんのちょっとしたことでも刺激になります。
赤ちゃんの脳は、眠っている間に昼間の出来事を処理しています。
その記憶を夢で思い出し、興奮するので泣いてしまうと考えられます。
生後4ヶ月の夜泣き3つの対策
夜泣きはいつか落ち着くものですが、できれば早く落ち着いてほしいですよね。
赤ちゃんによって夜泣きの原因は様々ですが、まずは基本的な対策を試してみましょう。
生活リズムを整える
生後4ヶ月ごろの赤ちゃんの生活リズムは、
- 朝は6~7時ごろに起こし
- 夜は20時ごろまでには布団に入っているのが理想です。
その時、朝はカーテンを開けて日の光を浴び、夜は寝る30分ぐらい前には部屋を暗くしましょう。
これを繰り返すことで、赤ちゃんが昼と夜を区別しやすくなります。
また、日中はお散歩をしたり、体を動かす遊びを取り入れ、夕方からはあまり刺激を与えないようにすると、寝付きが良くなりますよ。
適度に遊ばせる
刺激が夜泣きの原因になるといっても、ずっと家にいれば良いというわけではありません。
体を使ってたくさん遊ぶと疲れるので、夜はよく寝てくれるようになります。
ですが、あちこち連れ回すと刺激が強すぎて、夜泣きがひどくなってしまう場合もあります。
赤ちゃんにとってちょうど良い刺激がどの程度なのか、よく観察してみましょう。
一度、完全に起こす
抱っこしたりあやしたりしても泣き止まない場合、うまく眠れなくて泣いていることもあります。
泣いている時、目が開いていなかったり寝ぼけているようであれば、赤ちゃんを起こして目を覚ましてみましょう。
改めて寝かしつけると、すんなり寝てくれますよ。
夜泣きはいつまで続く?
一般的には生後10ヶ月頃に夜泣きのピークを迎え、1歳半頃までに終わることが多いようです。
ですが、夜泣きは赤ちゃんの心身の成長に合わせて起こるので、かなり個人差があります。
中には2歳を過ぎても夜泣きをする子もいますが、必ず終わる日が来ます。
もし夜泣きが長く続いていても、あまり深刻にならないようにしましょう。
生後4ヶ月で空腹と夜泣きはどう見分けるの?
この時期はまだ夜中の授乳が必要な赤ちゃんが多いので、お腹が空いて泣くこともあります。
空腹で泣くのと夜泣きはどう違うのでしょうか。
赤ちゃんが泣いていたら、まず授乳したりオムツを替えたりしますよね。
夜泣きとは何をしても泣き止まない状態なので、授乳して泣き止めば空腹、泣き止まなければ夜泣きと考えられます。
生後4ヶ月で夜泣きをする悩みと先輩ママのアドバイス
生後4ヶ月の夜泣きに悩むママと先輩ママからのアドバイスを紹介していきます。
悩み
生後4ヶ月半の息子の夜泣きがひどくて困っています。
少し前までは添い乳で寝ていたのですが、最近は添い乳でも抱っこでも泣き止みません。
布団に寝かせても、怒ったように泣き続けます。
どうすれば良いでしょうか。
アドバイス
ママの気持ちにゆとりはありますか?
赤ちゃんはママの心理状態に敏感なので、イライラしていると余計に泣いてしまうことがあります。
辛いとは思いますが、穏やかな気持で抱きしめたり、背中をトントンしたりしてみてください。
たまにはご自身もリラックスして頑張ってくださいね。
あとは、日中の生活リズムを整えるようにするとまとまって寝てくれることが増えました。起きる時間やお風呂、寝かしつけの時間は毎日一定の時間にしてみるといいです♪
こちらで紹介した対策はもちろんのことながら、少しでも気持ちにゆとりを持てるように家事の負担を減らすなどしてみるのもオススメです。