生後4ヶ月になるとおもちゃで遊ぶ子もいますが、我が子が全くおもちゃで遊ばない・興味ない状態だとすごく心配になりますよね。
こちらでは、生後4ヶ月でおもちゃで遊ばない・興味ない原因や対策をまとめています。
また、生後4ヶ月におすすめのおもちゃ選びのポイントも紹介していきます。
目次
生後4か月の赤ちゃんが出来ること
まずは、生後4ヶ月の赤ちゃんの成長やどのようなことが出来るようになるのかを知っておきましょう。
喃語が出始める
これまで「クーイング」といって生後2ヶ月くらいから、泣き声以外に「あー」「うー」といった母音を発するようになります。
その後少しずつお父さんやお母さん向かって、生後4ヶ月頃になると、「ブー」「バブー」など、唇を使った子音の発音もできるようになり、
喃語(赤ちゃん語)をお話しするようになります。
首が座る・うつ伏せ、寝返りができる
生後4ヶ月というとそろそろ首も座って、寝返りができてうつぶせになることができる赤ちゃんもいます。
首が座ることで周りのものを見られるようになり、そばにあるおもちゃに手を伸ばしてつかむという動きもみられるようになってきます。
また背中の筋肉も発達してきて、自分ではまだ座れませんが、わきの下を支えてあげると保てるようになります。
また同様に立たせるようなかっこうをさせてあげると、両足をピョンピョンと飛ぶように動かす赤ちゃんもいます。
表情が豊かに
これまでの快・不快、お腹が空いた、お腹がいっぱい…
などの単純な気持ちだけではなく、恐怖や不満、うれしい、悲しいといった微妙な感情も表現できるようになります。
おもちゃを握れるようになるのはいつから?
生後2ヶ月くらいになると握る力が少しずつ強くなってきます。
でもまだ反射的に握るだけなので、意識的に握るというのとは違います。
生後3ヶ月になるとおもちゃ等にも興味が出てきて握るようになりますが、まだまだで、生後4ヶ月頃になってやっと自分の意志で握ることができるようになります。
おもちゃに手を伸ばせるのは?
生後3ヶ月くらいになると興味は出てきますが、まだ筋肉の動きとして取ろうと思うものに手を伸ばすことは難しいです。
生後4ヶ月になると筋力もついて、足腰もしっかりとしてくるので、寝返りできるようになる子もいます。
そうなると手で体を支えられるようになり、周りをしっかりと見ることもできるようになるので、手を伸ばして目の前にあるおもちゃを取ろうとします。
ただ、うつ伏せの姿勢になって手で体をしっかりと支え続けられるようになるのは、もう少し先なので、生後4ヶ月のころはまだうまくできなくても心配はいりません。
生後4ヶ月の赤ちゃんはどのようなおもちゃで遊べる?おもちゃの選び方
生後4ヶ月の赤ちゃんは
- 手でつかむ
- 振る
- 口に入れる
等の遊びをします。
なので、
を与えてあげましょう。
生後4ヶ月になると視覚、聴覚、触覚いろいろな感覚が発達してきます。
でも手に取ったものがどんなものなのか、見て触ってだけではまだ理解できないので、口に持って行って舐めたり口に入れたりして確かめます。
手に取ったものは必ず口に持っていくということを頭において、おもちゃを選んであげましょう。
生後4ヶ月の赤ちゃんにオススメのおもちゃ
そんな生後4ヶ月の赤ちゃんにオススメのおもちゃを紹介させていただきます。
布絵本
布絵本は、その名の通り布でできた絵本です。
視覚、聴覚、触覚をそれぞれ刺激できるおもちゃですね。
口に入れても大丈夫ですし、ごろんと転がりながら持っていて顔に落っことしてもケガをしないのが特徴です。
布絵本の中でも、いろいろな素材が使ってあって音も鳴るようなものがおすすめです。
色がはっきりとした絵本
まだまだ視覚も発達途中の4ヶ月の赤ちゃん。
色合いがはっきりしていて、できれば1つのページに1つの絵くらいのものが見やすいです。
4ヶ月の赤ちゃんが楽しめる絵本は「あかあかくろくろ」です。
手にフィットしてつかみやすく、口に持っていて確かめられるサイズのもの
ガラガラやオーボール、歯固め(歯が生える前の歯茎を鍛えるのにも良いです)等。
歯がためは咥えるために作られているので、口に持って行っても安心できます。
音が鳴るおもちゃ、起き上がり小法師など
音が鳴るおもちゃであれば、反応がよく見られるので、おすすめです。
できれば赤ちゃん自身が触れて音が鳴るもの、動くものが良いです。
「こうしたら、こうなる」といった、のちの因果関係の理解につながっていきます。
生後4ヶ月でおもちゃで遊ばない興味ないのはなぜ?
いくら「生後4ヶ月の赤ちゃんにおすすめ」とされているおもちゃを用意してあげても、ただ赤ちゃんがいるところへ置くだけでは遊ばない・興味ないように見える場合があります。
ただ置くだけではそのおもちゃの面白さがわからないからです。
まずは一緒に遊んでみてあげてください。
それでも遊ばない場合は本当に興味ないのかもしれません。
赤ちゃんもそれぞれ好みもあれば発達の個人差もあるので、一般的に言われているオススメのおもちゃでも気に入らない場合があります。
生後4ヶ月でおもちゃで遊ばない時の対策
おもちゃに興味ない、遊ばないという場合、おもちゃで遊ぶよりもお母さんとスキンシップしながらのふれあい遊びの方が好きなのかもしれません。
たくさんふれあい遊びを楽しんでみてください。
また、興味を持たせてあげたいおもちゃを使いながらふれあい遊びをするのも良いですね。
おもちゃで遊ぶことで感覚に刺激を与えることも大切ですが、ママとのスキンシップも大切です。
生後4ヶ月でおもちゃで遊ばない時の悩みと先輩ママの経験談
生後4ヶ月の赤ちゃんがおもちゃで遊ばないという悩みを持つママと、その悩みを実際に経験した先輩ママからのアドバイスを紹介していきます。
悩み
4ヶ月になる子どもが全くおもちゃが握れなくて悩んでいます。ベビージムも眺めているだけで、手を伸ばさないです。握る練習などさせた方が良いのでしょうか?
先輩ママからのアドバイス
練習をするとかしないとかの問題ではなく、興味がないだけという場合があります。
握らせようとしても嫌なものは嫌ですから、握ってはくれないでしょう。
そういう場合、無理にいろいろ試すのではなく、タオルとかガーゼとか身の回りにある安全なものを渡してみてあげてください。
おもちゃよりよっぽど好んで握ってくれるかもしれませんよ。
私の子供も4ヶ月の時におもちゃでは全然遊ばなくて悩みましたが、タオルを伸ばしてみたり、ふってみたりして楽しそうにしていたので。笑
ちゃんと子供が成長していれば、おもちゃで遊ばなくても問題ないと思います。
また今現在、興味がなくても遊ばなくても、そのうち遊ぶようになることは多いです。
「せっかく買ったのに…」とあまり落胆せず、いつか遊んでくれると思ってとっておきましょうね。
現在2歳の娘は、「今更それにハマる?!」という時期にハマるおもちゃもありました。
生後4ヶ月になると少しずつ他の赤ちゃんと発達の差を感じるようになってくることもあるかと思いますが、全く音にも反応せず、色合いのはっきりしたものを目の前に持って行っても反応しない、首がぐにゃぐにゃして全く首が座りそうにない…等の場合は心配がありますので、保健師さんや小児科の先生に相談して下さいね。
でも、音もしっかり聞こえ、目も見えて反応できているなら、心配しすぎず、今は興味ないんだな…と思って、違うおもちゃを試したり、ふれあい遊びを思いきり楽しんだりしてみてください。
うちの場合は『はらぺこあおむし』の布絵本をプレゼントでいただき、それが重宝しました。
ガサガサ音がしたり、タグのような部分があったり、鏡になっている部分があり、紐でプラスチックの歯固めのようなものも付いていて、結構長い間遊びました。
また布絵本はまだ寝返りができなくても軽いので、仰向けに寝転んでいる赤ちゃんにも持ちやすいのですし、お出かけにも持って行きやすいのでお勧めです。