出産後、新生児とのゆっくりした生活が待っていると思っていたママは少なくありません。
しかし、現実は想像とは真逆で家事をしながら新生児のお世話…
泣き止まなくてイライラして限界!と思ってしまうこともありますよね。
今回は新生児が泣き止まず、イライラしてしまったときの対処法をまとめました。
目次
新生児が泣き止まなくてイライラする
赤ちゃんは泣くのが仕事、という言葉があるように本当によく泣きます。
頭で泣くものだとわかっていても、ずっと泣かれてしまうとかなりイライラしてしまいますよね。
とにかく泣き止まずに、ただただ時間だけが過ぎていくということもよくあることです。
なぜ、新生児が泣き止まないのかまずは原因を探ってみましょう。
新生児が泣き止まない原因
新生児が泣き止んでくれない原因として考えられることは、
- お腹がすいている
- お腹が苦しい
- 眠い
- おむつが不快
- 寂しい
- 体調が悪い
等です。
実際、おむつをかえてミルクを与えてもすぐに泣いてしまうことはよくあります。
正直、なぜ泣いているのか理由は全く分からないこともあり、余計イライラしてしまいますよね。
まずはこの項目を覚えておいて、泣き止まない原因はこれらの中にあるかも?ということを頭に入れておきましょう。
そして、それを解消するアクションを起こしてみましょう。
新生児を泣き止ますための対策
新生児が泣き止まない原因を把握したところで、新生児を泣き止ますための対策を紹介します。
オムツを替える
赤ちゃんが泣いているのは、オムツが濡れて気持ちが悪いという場合があります。尿や便が出ていないかをチェックして、出ているようなら替えてあげましょう。
オムツを替えただけでは泣き止まないことも多いですが、オムツが不快だと、他のことが満たされても泣き止まないということにも繋がりますので、こまめにチェックしてあげるといいでしょう。
抱っこをする
寂しかったり、眠いのに眠れない時にも赤ちゃんは泣きます。
抱っこしてあげると不思議と泣き止むことは多いです。
ずっと抱っこするのも大変ですが、抱っこをすることで赤ちゃんはママの愛を感じることが出来るので、泣いたらだっこしてあげましょう。
ちなみに、布団におろすと泣き始めることは「背中スイッチ」と呼ばれています。
布団に降ろした時に泣かないようにするためには
- 布団を温かくしておく
- 新生児をおくるみでくるんで布団に降ろす
ということが効果があります!
抱っこされてる温かい状態から、温かくない布団に降ろされることで赤ちゃんは「温度差に不快」を感じ泣いてしまうことが多いので、そこを改善してあげれば、抱っこから降ろしてもそのまま泣かずに寝ていてくれることが多いですよ。
授乳をする
お腹がすいていることが泣いている原因なのであれば、授乳をしてあげることで赤ちゃんは泣き止みます。
ただ、新生児の赤ちゃんの満腹中枢は未発達なので、与えただけ飲んでしまいます。授乳間隔が全然あいていない状況だった場合には、もしかしたら、泣いている原因はお腹が減っているわけではないかもしれません。
授乳間隔が空いていない場合には、他の対策をしてみてから与えてあげるといいでしょう。
顔色が悪い場合には病院も検討してみましょう
何をしても泣き止まず、赤ちゃんがぐったりしていたり、顔色が悪いようでしたら、病院の受診も検討してみましょう。
赤ちゃんが泣き止まない原因の数だけ、対処法はありますので、色々探ってみましょう。
ミルクを飲んだばかりであれば、げっぷをさせてあげたり、抱っこして眠れるように歩き回ってみたりしてみるのもいいですね。
新生児といえど、赤ちゃんはママの気持ちが伝わってきやすいです。
イライラしていたり、家事が終わらないと焦っていると新生児にも伝わり余計泣いてしまう場合もあります。
ゆったりした気持ちで接してみるのも、新生児の寂しさを取り除くのにいいかもしれませんね。
抱き癖は愛の証!抱っこは最強の泣き止ませ対策
新生児の頃、泣くとすぐに抱っこしているとよく「抱き癖がつくよ!」といわれませんか?
昔は抱き癖がつくから抱っこしてはいけない、という考え方の方が多かったようですが現在は赤ちゃんのためにも抱っこしてあげなくてはいけないという考え方が主流になっています。
新生児のうちは特に、泣いて寂しい気持ちや眠いなどの気持ちを伝えてきます。
こんなとき、抱っこしてあげなければ孤独感を感じてしまい、自立心が育ちにくくなるそうです。
抱っこは赤ちゃんにとってとても気持ちの良いことです。
抱っこされていることで、子供は「自分は大切にされている」と感じ、その結果自己肯定感を育てることが出来るんです。
このことは「子育てハッピーアドバイス」という本でも紹介されていますので、気になった方はチェックしてみて下さい。
抱き癖がついているのは、しっかりママが愛情を注いだ証拠!
泣いたらしっかり抱っこしてあげてくださいね。
新生児が泣き止まなくてイライラ限界を迎えた時の対処法
新生児の内は、昼も夜も関係なく泣きますよね。
ミルクも3時間おきであまり眠れない中、ミルクを飲んでも素直に寝てくれずずっと泣かれるとイライラしてしまいます。
寝ているときは可愛いのに、起きるとすぐに泣く赤ちゃんにイライラも限界を達してしまい、赤ちゃんを雑に扱ってしまいそうな自分がいるということもあります。
そういった時には、赤ちゃんとほんの少しの間でも離れてみるということが有効です。
私もそういった時期がたくさんあったのですが、主に夜でした。
幸い、夜泣きもなく夜と昼の区別もはやくつき夜泣きもなかったのですが、21時頃になると永遠と泣き続けました。
ミルクを与えても、おむつを変えても、抱っこしても全く泣き止まず、苦しかったです。
一度、赤ちゃんの泣き声にイライラが限界に達してしまい、外へ飛び出たこともあるほどです。
こういった気持ちになったのは私だけではないはずです。
新生児が泣き止まず、イライラしたときは自分の気持ちを切り替えることが重要!
いくら可愛い赤ちゃんでも、ずっと泣かれるとイライラするのは当たり前なんです。
自分を責めずに、イライラしたときはすこし赤ちゃんから離れてみましょう。
トイレなどでもいいし、旦那さんがいるのであれば、外へ30分程度散歩に出かけてもいいです。
とにかく、気持ちを落ち着かせて気分を変えてみてください。
そうすることで、赤ちゃんへの接し方も変わりますしイライラも解消されますよ。
イライラしても赤ちゃんを揺さぶると危険
揺さぶられっこ症候群という病気を知っていますか?
これは首の座っていない新生児から生後6か月ごろまでの赤ちゃんがなりやすく、最悪の場合死に至る可能性もある病気です。
赤ちゃんを激しく揺さぶったときに起こるものとされています。
頭を激しく揺さぶられることで、加速度損傷と打撃損傷が加わった結果、頭蓋内におこる出血が原因で起こります。
こちらの出血が原因となり、言語障害や発達障害になる可能性もあります。
中には歩けなくなったという事例もあるそうです。
イライラしても絶対に激しく揺さぶらないようにしてくださいね。
1人で抱え込まないで、周囲に相談をしよう
新生児が泣き止まない、ということはかなり精神的にきついものがあります。
初めての子育てで、中には気持ちが辛くなることもあるでしょう。
子育て中って、人との関わりも最低限になってしまうため「誰も私の気持ちをわかってくれない」というようなマイナス思考になりがちです。
子育てというのは、一人ですべて完璧に行えるものではありません。
ネットや本などで調べた情報だけでは、補えないような子育て情報もあります。
パパや身近な友達、子育て支援センターなどを利用して自分の今抱えている悩みや子育ての愚痴などを話してみましょう。
解決策は見つからなくても、人に話すという行為をするだけでストレス発散になりますよ。
一人で抱え込まず、周囲に相談し、甘えるということもとても大切です。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
新生児が泣き止まなくてイライラする悩みと先輩ママのアドバイス
最後に同じように新生児が泣き止まなくてイライラする悩みと先輩ママからのアドバイスを紹介させていただきます。
新生児が泣き止まなくてイライラする悩み
新生児を混合で育てています。
授乳から授乳の間、ずっと泣いて泣き止んでくれません。
新生児はもっと寝るものだと思っていたのですが、こんなものなのでしょうか?
新生児でもこんなに泣くものなのでしょうか?
あまりにも泣くので、トイレや食事にも行けずに困っています。
先輩ママからのアドバイス
新生児の頃は、母乳であれば好きなだけ与えても問題なく、ミルクの場合は3時間おきですが腹持ちが良いのでお腹がすいて泣き出すのは2時間後くらいだと思います。
混合ということなので、もしかするとお腹が満たされていないのかもしれませんね。
思い切って混合をやめたほうがいいのかもしれません。
母乳の出が良いのであれば、お腹がすいて泣いたとき飲みたいだけ母乳を与えてみてください。
私は初めのうちは混合でしたが、母乳の出が悪いのか常に泣いている状態だったのでミルクに変更しました。
ミルクは3時間置きにミルク缶に記載されている分量与えました。
意外と3時間持つことが増え、ぐっすり眠ってくれる時間も増えましたよ。
トイレにもいけない状況ということで、とりあえず混合について考え直したほうが良いのかもしれませんね。
でも、その期間は長くは続きません。
今は苦しいかもしれませんが、周囲への相談や協力を得ることで、少しでもイライラを解消して、子育てを楽しめるようにしていきましょう。