生後10ヶ月のわが子の体重が増えすぎている気がする!と悩めるママも多いことでしょう。
こちらでは、生後10ヶ月の赤ちゃんの体重が増えすぎる原因と対策について紹介をしています。
そもそも赤ちゃんに肥満ってあるのかについてもまとめましたので、参考にしてみて下さいね。
目次
生後10ヶ月の赤ちゃんの体重
生後10ヶ月になるとだいぶしっかりしてくる赤ちゃん。
むちむちになってきた腕や太もも、お腹が可愛いですよね。
そんな生後10ヶ月の赤ちゃんの体重の増え方や成長について紹介します。
生後10ヶ月の成長スピード
生後10ヶ月の赤ちゃんの体重の平均は、厚生労働省の成長曲線によると
男の子 約7,340~10,590g
女の子 約6,860~10,060g
とされています。
この数字だけ見ても成長スピードには個人差、男女差があることがわかりますね。
成長曲線は目安として考える
成長曲線は、厚生労働省が10年ごとに全国の乳幼児を対象とした発育調査データをもとに身長・体重を男女別に集計したものです。
母子手帳などにも記載されており、赤ちゃんの身長・体重をグラフに書き込むことで、同じ月齢の赤ちゃん全体の中で今どのくらいの大きさであるかという成長度合いを、簡単に知ることができます。
しかし、成長曲線はあくまで目安です。成長曲線は平均値なので、成長曲線より上だったり下だったりすることももちろんあるのです。
なので成長曲線の中に入っていないからと言って過剰に気にする必要はありません。
成長曲線でも生後10か月では一番上と一番下の値で約3,000gほどの差があります。
3,000gというと生まれたばかりの赤ちゃん1人分にもなる重さです。
それだけ個人差があるのです。
そう考えると成長曲線からの数百グラムの差はなんてことない気がしますよね。
生後10ヶ月の体重の増えには個人差がある
生後10ヶ月では、離乳食も1日2~3回食になる子が多いですよね。
それに伴って授乳回数は1日2~3回、1回あたり160~200mlとなります。
赤ちゃんによってはおっぱいやミルクばかりで離乳食をあまり食べてくれなかったり、「昨日はあんなに良く食べてくれたのに今日は全然食べてくれない!」なんてこともあったりして、食べムラが出てきます。
そのため、体重の増え方には今まで以上に個人差が出てきます。
毎日離乳食を完食し、おっぱいやミルクもしっかり飲む子であればどんどん体重は増えていきますし、離乳食が中々進まない子であれば体重の増加も緩やかになっていきます。
離乳食が進まず、中々体重の増えない赤ちゃんのママは焦りを感じてしまうかもしれませんが、しばらくしてご飯って美味しいんだ!と分かればパクパク食べてくれるようになります。
焦らず赤ちゃんのペースに任せましょう。
生後10ヶ月の体重が増えすぎた原因とその対処法
逆に生後10ヶ月の赤ちゃんの体重が増えすぎで悩んでいるママたちも多いことでしょう。
「そんなに食べてないのになんでこんなにムチムチしてるのかな?」
「おっぱいもあまり出ていないのになんでこんなに体重が増えるの?」
「もっと制限した方がいいのかな?」
・・・なんて考えるママもいるのではないでしょうか。
まず、どうして体重が増えるのか、原因を探ってみましょう。
- 離乳食をよく食べる
とてもいいことですよね。
これからおっぱいやミルクに代わってご飯がメインになっていくのですから、よく食べてくれるのであればあげましょう。
この頃の1回の食事の目安量がありますので下記を参考に量を調節してくださいね。
また、離乳食は薄味を心がけましょう。
- 全粥又は軟飯 子供茶碗2/3~1杯くらい
- 野菜や果物 30gくらい
- 魚やお肉 15gくらい
- 豆腐 1/8丁
- 卵 1/2個
- ヨーグルト 2/3カップ
- おっぱいを欲しがるだけあげている
おっぱいは基本的に出る量が限られていますから欲しがるだけあげても良いのですが、おっぱいはママの食べるもので出来ていますのでママが揚げ物や甘いものばかり食べているとおっぱい自体が高カロリーになっているかもしれません。
ママ自身の食事内容を見直してみてもいいかもしれませんね。
- ミルクの1回量が多い、または回数が多い
離乳食をパクパク食べてミルクも目安量より飲んでいたり、1日あたりの飲む回数が多かったりしていませんか?
1日2~3回、1回あたり160~200mlを目安にしてみてくださいね。
生後10ヶ月の赤ちゃんの肥満は気にしすぎない方がいい?
外に出かける機会が増えてくると他の赤ちゃんと比べてわが子はむちむち太りすぎている気がする…
などママの悩みは尽きませんよね。
そもそも赤ちゃんに肥満ってあるのでしょうか?
赤ちゃんに肥満ってあるの?
赤ちゃんはもともと余分な体脂肪はすぐに蓄積する体質ですのでぽっちゃりしていて当然です。
生後半年くらいに一番体脂肪が多くなると言われています。
健診等で稀に肥満を指摘されることもあるようですが、基本的にこの時期の肥満はそのまま様子を見ることがほとんどです。
1歳頃になり、あんよをし始めればほとんどがシュっとした体形になります。
また、赤ちゃんの頃の肥満は、乳児期以降の肥満とは何ら関係がないと言われています。
生後10ヶ月の赤ちゃんの体重は増えすぎてもいいの?
生後10ヶ月の赤ちゃんはまだまだぽっちゃり体形の子がほとんどです。
これからハイハイやあんよをし始めればだんだん引き締まった体形になっていきます。
体重の増えすぎは今はあまり気にしすぎず、赤ちゃんと一緒に手遊びやちょっとした運動などを普段の生活に取り入れて楽しく過ごしましょう!
ただ、体重の増加と共にむくみがあったり、吐き戻しが異常に多い場合などはかかりつけ医などに相談してください。
生後10ヶ月の体重が増えすぎた!リアルな悩み
生後10ヶ月の赤ちゃんを持つママのリアルなお悩み相談!!
生後10ヶ月の赤ちゃんを持つママのお悩み
- 10ヶ月の男の子を持つママ(体重10kg)
自分でも我が子が大きいな、ぽっちゃりしているな、と思っていましたが、一緒に外出するたびに周りから「大きいね!」「ムチムチしてるね!」と言われ、さすがに気になるようになってしまいました。
確かに、離乳食は出された分は完食、足りないと泣いて催促することもあります。
ミルクも全量(200ml)は余裕で飲み干します。
欲しがるだけあげても良いと言われていましたが、本当にこのままあげ続けてもよいのか心配になってきました。
- 10ヶ月の女の子を持つママ(体重11kg)
生まれた時から3,900gと大き目で順調に大きくなってきました。
離乳食も順調に進み、常に成長曲線の一番上かその上でした。
順調に大きくなってくれて嬉しいと思う傍ら、女の子なのでこのままでは肥満にならないだろうかと不安も感じ始めました。
食事量やミルク量を制限した方がいいのでしょうか。
先輩ママからの回答&アドバイス
- 離乳食をよく食べてくれて作り甲斐がありますね。
10kgと言えば成長曲線の中に入っていますし、まったく太っていませんよ。
そのくらいの赤ちゃんはたくさんいます。
周りも可愛くてつい声を掛けてしまうのでしょう。
このムチムチ感は正直今だけのものです!
もっと動くようになったらすぐに引き締まった体形になって、このムチムチが懐かしく感じる日が来るでしょう。
あまり気にせず、赤ちゃん特有のムチムチを楽しんでくださいね♪
- 将来の肥満は気にすることはありません!
赤ちゃん時期の太っている子(大き目の子)が将来肥満になるかは関係ないそうです。
確かに女の子だと気になるかもしれませんが、赤ちゃんの時に食事制限なんて必要ないですよ。
でももし気になるようでしたら、一緒にちょっとしたベビー体操や手遊びをしてみてはいかがでしょう?
これから歩けるようになれば一緒にお散歩なんかもいいと思いますよ!
いかがでしたか?
きっと多くのママが同じような悩みを抱えていらっしゃるのではないでしょうか。
心配しすぎず、大らかな気持ちで赤ちゃんと向き合えるといいですね。
生後10ヶ月の体重が増えすぎた!まとめ
赤ちゃんの体重は成長のバロメーターとも言えますので、ママたちは気になるものです。
少なすぎても増えすぎても気になってしまいますね。
ここでは、増えすぎた場合のことを取り上げて書いてきましたが、赤ちゃんの体重が増えすぎても特に問題がないことが多いことがわかりました。
生後10ヶ月、伝い歩きを始めた赤ちゃん、後追いばかりしている赤ちゃんもいるかもしれません。
早ければもうすぐ歩き始める赤ちゃんもいるでしょう。
身体の成長はとても大切です。
でも、赤ちゃん自身の日々の成長を喜び、日々を楽しく過ごせるといいですね。
きっと半年後には今の悩みが笑いとなっているかもしれません。
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