生後10ヶ月体重の赤ちゃんの体重が増えないとお悩みのママは多くいます。
こちらでは、そんなママに向けて、生後10ヶ月の赤ちゃんの体重が増えない3つの原因と対策を紹介します。
離乳食が進まないとお悩みのママにも役立つ情報をまとめていますので、育児にお役立て下さい。
目次
生後10ヶ月の赤ちゃんの体重
生後10ヶ月になるとだんだんとぷっくりした赤ちゃん体型から、引き締まった幼児体型へと変わっていくころでしょうか。
ハイハイも上達して動きも更に活発になり、ますます目が離せなくなってきましたね。
見た目も性格も個人差が大きくなり我が子の成長に不安を感じている方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回は生後10ヶ月の赤ちゃんの体重が増えない原因と対策についてと合わせて離乳食の進め方についてまとめましたので参考にしてみてくださいね。
生後10ヶ月の体重の増え方には個人差がある
生後10ヶ月の赤ちゃんの体重はおおよそ7㎏~10㎏が平均となっていますが、男女差に加えて、運動量や離乳食を食べる量にも差が出てくるため個人差が大きくなっています。
ハイハイをしている赤ちゃん、つかまり立ちをしている赤ちゃん
つたい歩きをし始めた赤ちゃん。本当にそれぞれです。
なので他の赤ちゃんと我が子の成長を比べる必要はありません。
成長曲線が目安となる!?
成長曲線とはある年の集団の乳幼児の発育データをもとに、各月齢の体重や身長を平均化してグラフにしたものです。
このグラフを見ることで体重や身長がきちんと成長しているかどうかや、低身長などの病気の早期発見をすることが出来ます。各月齢ごと、性別ごとに設定されているため、おおよその成長度合いを知ることが出来ますよ。
大事なポイントは我が子の体重、身長の数値が平均の枠内に入っているかどうかではなく、成長曲線のカーブに沿って成長しているかをみることです。
何ヶ月も数値が変わらなかったり、急に減ったり、増えたりしたときは何か問題があるかもしれませんので、その際は医療機関等に相談することをおすすめします。
気にするべきなのは体重だけではない!運動量は?
ついつい目に見えてわかる体重ばかりが気になってしまいがちですが、この頃になると運動量も気にしてあげてください。
ハイハイのスピードも上がってきて、つたい歩きをする赤ちゃんもいることかと思います。
ハイハイは全身の筋肉を使う運動で、足腰を強くするだけでなく骨の形成や、脳の発達の手助けもします。
自分と他人、モノとの距離感をつかむ力や、欲しいものを得た満足感を得ることで心の成長に繋がります。
お昼にたくさん体を動かすことで夜もしっかり眠ってくれるようになります。
体重が増えなくなってきてあまり運動をさせたくないなと思うお母さんもいるかもしれませんが、今は内面の成長のために思うまま運動させてあげましょう。
生後10ヶ月で体重が増えないのはなぜ?
生後10ヶ月にもなるのになぜ体重が増えないの?と頭を抱えているママに向けて、生後10ヶ月の赤ちゃんの体重がなかなか増えない3つの原因と3つの対策をまとめて紹介します。
生後10ヶ月の体重がなかなか増えない3つの原因
生後10ヶ月の赤ちゃんの体重が増えない場合、こんな原因が考えられます。
- 運動量が増えた
生後10ヶ月になると、ハイハイのスピードも上がり、つたい歩きも始まったり行動範囲が広がることで運動量が今までよりも更に増えてきます。
我が子は活発なんだと思って見守ってあげてくださいね。
- 離乳食を食べなくなった。
これは味覚が発達している証拠で、その食材が嫌いだったり飽きてしまったりしているかもしれません。
昨日まで美味しそうにたくさん食べていたのになんで?!とお母さんを悩ませてしまいますね。
- 身長が伸びている
面白いことに、赤ちゃんは体重と身長が交互に成長しています。
体重が増えていないなと感じたら身長を測ってみてください。
いつの間にか大きくなった我が子に驚かされますよ。
生後10ヶ月の体重が増えない場合の3つの対策
赤ちゃんの体重が増えずに不安を感じているお母さん、お父さんはこんな方法がありますよ。
ぜひ試してみてくださいね。
- 離乳食を見直してみましょう
主食以外にも、魚やお肉などのたんぱく質の量も栄養バランスを見ながら量を増やしていきましょう。
自分で食べたがるようであれば、手づかみで食べさせてあげてください。
食事を楽しむことから量を増やすことに繋がります。
- 母乳、ミルクの量を見直してみましょう。
3回食になって授乳量は減ってきているかと思いますが、離乳食をあまり食べないようであれば、母乳やミルクで補給しましょう。
離乳食を食べているからと無理に量を調整せずに母乳は欲しがるだけ、ミルクは1日1000mlを目安に与えてあげてください。
- 生活リズムを見直してみましょう。
早寝早起きをすることで体内時計も整い、食欲も湧き、しっかりご飯を食べてくれるようになります。
また睡眠時間が足りないと体重が増えにくくなりますので、1日12~13時間を目安にしっかり睡眠をとるようにしてください。
生後10ヶ月の離乳食
離乳食も後期になり、赤ちゃんの好き嫌いも出てきてお母さん、お父さんは日々離乳食作りに頭を悩ませているのではないでしょうか。
1日3回の離乳食を食べるようになり食事のリズムも整ってきましたね。
生後10ヶ月の離乳食はカミカミ期
生後10ヶ月の赤ちゃんの離乳食は歯ぐきでつぶすことが出来る硬さや、ホットケーキなど大きなものが食べられるカミカミ期に入ります。
歯ぐきでつぶすことが出来る硬さはバナナを目安にするといいですね。
最初は食材を5m程度の角切りにして与え、手づかみで食べられるようになったら1㎝角に切り持ちやすいように棒状に切って与えてあげましょう。
この時期からスタートさせるおすすめの食材は
- 炭水化物=5倍粥、食パン、麺類、ホットケーキなど
食パンは耳の部分が固いため、やわらかい部分を食べさせましょう。
麺類はほとんど食べられますが、そばに関してはアレルギーが出やすい食材のため、離乳食期には与えないようにしましょう。
- たんぱく質=魚(マグロ、かつお、たい、ひらめ、さけ等)
魚介類はアレルギーが特に出やすいため離乳食期には与えません。
- 野菜=きゅうり、もやし、パプリカ、トマトなど
青じそ、にんにく、しょうが等は風味づけ程度で少量にしましょう。
はじめて食べる食材はアレルギーが出てしまう可能性があるので病院の開いている平日の午前中、1回目の食事の際にあげてください。
生後10ヶ月の離乳食が進まない場合の対策
生後10ヶ月頃になると赤ちゃんの味覚が発達することで嫌いなものや飽きてしまったものを受け付けなくなってしまいます。
同じ食材でも形状を変えてみたり、硬さを変えてみたり、味付けを変えてみたり。
離乳食を準備するだけで大変ではありますが、赤ちゃんがたくさん食べてくれるように工夫してあげてくださいね。
あまり量を食べてくれない時は
1日3回にこだわらず、少量を5~6回と数回に分けて与えてあげるといいです。
集中力も続かず、一度にたくさん食べることが難しいのかもしれません。
無理に食べさせようとすると赤ちゃんだけでなくお母さんお父さんにとってもかなりのストレスになります。
赤ちゃんも食事の時間が嫌な時間に感じてしまい逆効果となってしまいますので、そんな時は時間を置いてまた食べさせたり、手づかみで食べさせてみたり、赤ちゃんの機嫌の良い時に再チャレンジしてみてください。
栄養が足りていないと心配であればミルクや母乳で補ってあげてくださいね。
生後10ヶ月の体重が増えない!先輩ママのリアルな悩み
生後10ヶ月で体重が増えないと悩むママの声と先輩ママのアドバイスを紹介します。
同じような悩みを抱えている方はたくさんいますので、安心してくださいね。
生後10ヶ月で体重が増えない悩み
生後10ヶ月の女の子ママです。
娘の体重が生後9ヶ月に測った時よりも500gも減っていて心配になりました。
今はつたい歩きも始まり運動量が増えたからでしょうか。
離乳食の量を増やしたほうがいいのか、悩んでいます。
先輩ママのアドバイス
体重は目に見える成長なだけに心配になりますよね。
ハイハイだけだった9ヶ月の頃に比べると足の筋肉を使う頻度が多くなったために消費カロリーが増えたのだと思います。
ご飯をたくさん食べて、おしっこも1日6回ほど出て、元気に遊んでいるようであればそのまま様子をみて大丈夫ですよ。
それでも心配であれば、離乳食を増やしてあげてください。
ご飯をあまり食べてくれないようであればバナナなどおやつの回数を増やしてみてください。
生後10ヶ月の体重が増えない!まとめ
外に出る機会も増えて、お母さんやお父さんは他の子と我が子の成長を比べて一喜一憂してしまうかもしれません。
しかし、話しかけるような仕草をしたり、いろんな物に興味を持ったりお母さんお父さんにしか分からない我が子なりの成長があると思います。
焦らずに我が子の成長を楽しんであげてくださいね。
コメントを残す